いきなりですが、行政書士試験攻略のために一般常識科目で高得点をとる必要はありません。
一般常識科目の勉強法で重要なのは、足切り回避しながら省エネで4〜5割の正解を獲得することです。
そのためには、
- 情報通信・個人情報保護
- 文章理解
の2分野を中心的に攻略していくことです。
具体的にどのような勉強をしていけばよいか解説していきます。
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行政書士の一般常識科目の出題範囲と出題傾向
一般常識科目は、
- 五肢択一式で14問前後
出題されることが多いです。
さらに、14問中4割前後である5or6問は最低でも必ず正解する必要があります。
5or6問は最低でも正解できないと足切りとなりその時点で不合格となってしまいます。
足切りの意味がよく分からない方は行政書士の試験概要をご覧ください。
行政書士の一般常識科目における出題範囲
行政書士の一般常識の出題範囲は
- 政治・経済・社会
- 情報通信・個人情報保護
- 文章理解
の3つです。
後述しますが、一般科目は14問しか出題されないため、全問正解を目指す必要は全くありません。
行政書士の一般常識科目における出題傾向
行政書士の一般常識科目における出題傾向は、
- 政治・経済・社会が7問前後
- 情報通信・個人情報保護が4問前後
- 文章理解が3問前後
となっています。
それぞれについて詳しくご紹介していきます。
政治・経済・社会
政治、経済、社会は一般常識科目の中で、最も得点をとるのが難しい分野で、ニュースの解説者ほどに知識を持っているか運が味方しない限り全問正解は不可能です。
そのため、政治、経済、社会では知識に加えて、文脈や一般常識の考え方をあてはめながら
- 7問前後のうち2問正解
がボーダラインとなります。
政治、経済、社会の対策は、経済新聞やニュースなどで感度高く情報収集しておくことにつきます。
特別な対策をするよりも政治や経済の動向を日々把握することです。
情報通信・個人情報保護
情報通信・個人情報保護は一般常識科目の中で
- 最も得点を狙いやすく、勉強しやすい
分野です。
情報通信は「クラウド」や「LTE」などの情報通信分野の語句を利用した問題が多く出題されます。
そして、個人情報保護は
- 個人情報保護法
- 行政機関個人情報保護法
の2つの法律から出題されます。
得意分野なら全問正解、不得意分野でも2問正解を目安にしましょう。
文章理解
文章理解は大学やセンター試験の現在国語のような問題形式です。
具体的には、
- 文章の並び替え
- 接続詞の穴埋め
- 要約問題
などが出題されます。
政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護のの分野が苦手ならば全問正解、文章理解が苦手でも後述するテクニックを利用して2問正解がボーダーラインです。
出版されている小説などから出題されるため、著作権の都合上、過去問題集には掲載されていない点は注意が必要です。
行政書士の一般常識科目にはあまり時間をかけないことが大前提
行政書士に一般常識科目の一番の攻略法は
- 時間をいかにかけないずしていかに効率よく勉強するか
につきます。
行政書士の本試験で一般常識は全体の2〜3割しか出題されません。
仮に全問正解(56点前後)しても、行政書士試験の合格ラインである180点には遠く及びません。つまり荒稼ぎが出来ない科目なのです。
そのため、満点を狙うのが最も難しい一般常識科目は
- 4〜5割程度の正解を目指す割り切り勉強戦略
がベストです。
行政書士の一般常識科目を攻略するための勉強法
行政書士の一般常識科目を攻略法は、足切り回避しながら省エネで4〜5割の正解を獲得する勉強につきます。
政治・経済・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解のそれぞれの具体的な勉強法をご紹介します。
政治・経済・社会
政治・経済は過去問の活用が効率的です。
具体的には、
- 語句の意味
- 制度の仕組み
の理解に努めましょう。
アルファベットで表記されている語句(例えば、ASEANなど)の正式名称を選択させられる問題もあるため、センター試験の政治・経済のテキストを使った勉強も効果があります。
多くの時間を割く必要はないのでボリュームが少ない参考書でOKです。
近年のトレンドなら「仮想通貨」「令和・年号問題」など、社会については新聞やニュースをチェックすことが得点につながります。
そして、新聞やニュースのチェックはスマホなどで休憩中やトイレに入った時などちょっとした空き時間を使ったりなど、ながら勉強で学習時間の確保をおすすめします。
情報通信・個人情報保護
- 個人情報保護法
- 行政機関個人情報保護法
の2つの法律から出題されます。
だからと言って、条文の丸暗記をしてしまうと時間がかかってしまうため、政治・経済・社会と同様に、過去問やテキストの活用によって語句の意味の理解を深めるのが効率的です。
勉強方法としては、
行政機関個人情報保護法は、行政機関の個人情報に関する取り扱いについて定めているため、大きく分類すると行政法の一部とも解釈できるため、行政法の勉強法がとても参考になります。
法律といっても一般常識の分野から出題なので、個人情報保護に関する情報が仕事やニュースで目にする機会が多いため、条文の中身を知らなくても常識で答えられる可能性も多々あります。
文章理解
文章理解は
- 並び替え問題
- 接続詞穴埋め問題
- 要約問題
の出題パターンで決まっているため、高得点をとりやすい分野です。
ただし問題を順番に解いていった場合、一番最後の分野になるため時間が足りない可能性があります。
そのため、
- 文章全部を読まなくても、おおよその内容を理解する方法
- 普段無意識に使っている接続詞を理解し、使い方や語句が半ば、条件反射的に出てくるようにする
などテクニックの活用も大事です。
大学受験対策用の現代国語のテキストや一般常識のテキストを活用してテクニックを取得しましょう。
まとめ
一般常識科目は、あくまで最低限の学習によって足切りを回避しながら得点を獲得していく戦略が重要です。
勉強時間の多くを割くべきは得点割合が高い
です。
そのためには、今回ご紹介した過去問やテキストを上手に活用た勉強方法によって、時間をいかにかけないずしていかに効率よく勉強するかにつきます。